2007年12月26日
第10弾♪
埜田はるか 『些末なおもいで』
さにわの携帯では「はるか」の漢字が
変換できませんでした...。
「木」の下に「日」と書いてはるかです。
ちなみに苗字は「のだ」と読みます。
夜眠れない檜山と、
「アレ」と呼ばれる奇病にかかった矢鳴と、
矢鳴の幼なじみキューピーさんの物語。
単に「アレ」の正体が知りたくて読み始めました。
案外早く正体が分かってしまって、
続き...どうしようかなぁと思ったものの結局読む。
以下は内容に触れるのでかまわない方のみ反転してどうぞ↓
読んで「あぁおもしろかった」とか
「いい話だった」とかではないけど、
正直な話だなぁというのがさにわの感想です。
矢鳴が死んでしまうのが悲しくて泣くんじゃなくて、
この悲しさを絶対忘れないと誓っても
いつか忘れていく自分が悲しくて
矢鳴がいなくなってもふつうに
生活をおくれる自分が悲しくて泣く、というところ。
結局は他人のためには泣けなくて、
全部自分のためなのかなぁ。
あと、檜山が「キューピーさんは好んで
1人でいるわけじゃなくて、やむを得ずなのかもしれない」
と思うところ。
檜山の1人称だから檜山自身の状況は書いていないけど、
彼もクラスには友達がいなくて
1人なのかもしれないと思いました。
後味の悪さとかはとくになくて、
重くもないけどさらっともしていない
(でもどちらかといえばさらっとしてるかなぁ)話でした。
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