2008年03月14日
第15弾
近藤史恵
『サクリファイス』
自転車のロードレースの話。
ロードレースって今まで全然知らなくて、
レース中に(ライバル選手とでも)しゃべれたりとか
ライバル選手とでも先頭を交代しあったりとか
エースとアシストの役割とか...
こういうスポーツもあるんだなーとおもしろかったです。
スポーツって個人競技でも団体でも
自分/チームが勝つのが目的だけど、
自転車はただ勝つことよりもスポーツマンシップというか
いかに勝つか?(いかに負けるか?)が重要な
一風変わったスポーツだと思いました。
だってアシストの選手はチームの勝利には貢献するけど
記録上自分の名前が残ることは(たぶん)ないはずだし。
以下は内容に触れるので構わない方はどうぞ~↓
けっきょく石尾さんは白石と伊庭の
選手生命を守るために死を選んだわけだけど、
そこまでするのかなぁ...と
少し思わなくもなかったです。
白石がスペインのチームに勧誘されたのは
確か別のレースでアシストとしての役割に
忠実だったからなんだから、
無線で監督に連絡を取って白石たちに
伝えてもらうとかはできなかったのかなぁ。
途中まで、石尾さんは袴田を潰した
「見掛けは穏やか、きれたら豹変嫌な人」かと
思っていたけど、読み終えた後は
袴田が嫌な人になってました。
石尾さんは後輩思い、日本の自転車界思い(?)の
人だったんだなぁ。
タイトル『サクリファイス』の意味が
変わっていくのがすごいです。
いいタイトルだと思いました。
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