2007年05月05日
第4弾
渡辺球 『象の棲む街』
“すべてを失った日本。 唯一の希望は一頭の『象』だった”
こんなコピーが帯についてます。
実際人々の希望が象だとかいうことは
あんまり触れられていないような気もするんですけど、
平行世界の日本の話です。
昨日の『きつねのはなし』より
もっとわかりやすい気持ち悪さ(虫、病気、殺人など...)が
あると思います。
最初読んだ後けっこう割り切れなかったりしました。
↓↓以下は内容に触れるので
構わない方はドラッグ反転でどうぞー
どこが割り切れないかっていうと、小説前半で英治とハルという
2人の登場人物に感情移入させておいて、
彼らは紙をまんじゅうに混ぜて売ったりするし
(買って食べた人が苦しむ)
最終的には象を見たいっていう理由で
人を殺してなんのためらいも後悔もなかったりするし。
そんな感じで、えっ2人ってそんな人間だったの!?
...っていう裏切られた感が残るんですかねー。
騙したり盗んだり殺したりするのも、
そうするのが当たり前で
そうしないと生きていけない東京で、
2人の良心みたいなのが全然かかれてないのも
それが日常茶飯事のことだから、
って意味なのかなーと考えてみたりしました。
英治とか六郎っていう若者のその後も書かれてないし、
ラストになっても救いのない話ですね。まとまらなくなっちゃったけど;
◇◇◇
こっそり追記です。今日ちまきと柏餅買っちゃいました©
200円が180円に値下げしてたんです!!なんで!?
...おいしかったです©©


