2007年07月06日
こんな授業 6
この間の人間科学概論・教育学の講義です。
教育バウチャー制、って知ってますか??
バウチャーというのは引換券、みたいな意味で
つまり
1)子どものいる家庭がバウチャーと呼ばれる
利用券を受け取る
2)学区や公立私立を問わず、通いたい学校を選び
利用券を提出
3)利用券の枚数に応じて学校が行政から
運営資金を得る
というしくみのことです。
人気のある学校は、たくさん利用券が集まって
たくさん資金をもらえるということですね。
で、その講義を担当した先生は
バウチャー制に反対だったんです。
理由は、「均一な教育が受けられるという
公立学校のよさが失われる」
「地域の学校に通うことで地域ぐるみで
子どもの安全を守れる」
「多様な人と触れ合える」などなど。
これに対してバウチャー制に賛成する人たちの意見は、
「学校・教師は教育の質を高めるために
努力するようになる」
「経済的な理由で私立に通えなかった子にも
チャンスが生まれる」
「各学校が特色を出そうとし、
教育の質が底上げされる」...など。
さにわはけっこう反対派です。
たとえばAという学校が◇◇という
教育方針を打ち出したとします。
その方針は一部の人たちには好評でしたが、
あんまり一般受けしませんでした。
この場合、A校に集まる利用券は少なく、
もらえる資金も少なく、
設備や教員の質なんかで、他のもっと
一般受けする学校に劣ってしまう、ということには
ならないんでしょうか??
つまり、マイノリティーの排除に
繋がるんじゃないかと思ったわけです。
それに、小学校...もしかしたら
中学校の場合も子どもが通う学校を選ぶのは
保護者ってことになりますよね。
保護者が考える「いい学校」が
子どもが通いやすいかっていうと
必ずしも一致しないような気もするし。
実際どうなんでしょうか。
みなさんはどう思われますか??


