2008年05月04日
第18弾~
三崎亜記『鼓笛隊の襲来』
これすごい良かったです!
三崎さんの本はなんだかんだ言いながら(?)
けっきょく全部読んでいるけど、
思う存分三崎さんしている感じ。
本の装丁もすごくかわいくてというかおしゃれで、
このまま文庫になったら絶対ジャケ買いしてしまいます。
というわけで、いつものように内容にふれますので
構わない方のみ反転してください↓
『鼓笛隊の襲来』
まず1番最初の『鼓笛隊は、通常であれば...(略)...
マーチングバンドへと転じるはずであった』という文に笑えました。
マーチングバンドってよく規模とか分からないですが。
というかむしろ鼓笛隊よりでかそうですが 笑
『覆面社員』
かなりリアル~。覆面依存症、実際おきそうです。
最後はありがちな感じでした。
でも覆面が法制化されて当たり前になってる
並行世界の設定を読むものだと思ってるからべつにいいのです。
それにしても、街中を普通に覆面してる人が歩いていたら
銀行強盗とかコンビニ強盗はどうするんでしょうか??
それと、日焼け対策になりそうですね 笑
バスジャック規制法についてもちらっと出てきます。
『突起型選択装置』
ボタン押したらどうなるのか!?すごく気になります。
なにかを選択するのかなぁ??
細かい設定の説明をしてなくてもすんなり分かるところが
三崎さんぽいです。特に『鼓笛隊の襲来』。
『バスジャック』は実はよく覚えていなくて、
今までの作品では『二階扉をつけてください』が1番印象に残ってます。
まったくの異世界の話じゃなくて、
どうかすると数十年後には現実になってる可能性が0ではない、
現実になっていてもおかしくないような設定の話がうまいと思います。
この本でいうと『覆面社員』『遠距離・恋愛』『象さんすべり台のある街』とかかな。
まさかしゃべりはしないだろうけど 笑
『失われた町』もよかったけど、三崎さんは短編がうまい作家だと思いました。
中学の頃まで短編が苦手で、ずっと敬遠してたんですが高校に入ってから読み出すようになりました。
連作短編とか出てきてそこから入っていけたのかな。
ちなみに複数の作家が1話ずつ書いて1冊になってる形式は、今でも苦手です^^;


